@医療費(薬剤費)のうち、患者さんに薬局の窓口でお支払いいただく割合が書かれています
実際に患者さんにご負担いただく金額は,医療費(薬剤費)の合計金額から加入している健康保険や
公費が負担する分をひいた額になります。

たとえば、保険が3割負担で、公費で2割負担される場合、
  ★ 負担額の割合=医療費合計(10割)−保険者(7割)−公費(2割)=1割となります。

お子様の場合や特定の疾患などでは公費の部分が3割になったり、第二公費の適用で負担が
ゼロになったりします。また、一定額を超えると負担なしといった特殊な例もあります。
特定の疾患に対して公費が適用されている場合、その疾患以外のお薬については負担が生じます。
AB保険証・医療証の番号・記号が書かれています
これらの番号・記号は重要な個人情報ですので、処方せんの取り扱い、紛失にはくれぐれもご注意ください。
保険証を忘れた場合や、申請中でお手元にない場合など、この欄に番号・記号の記載がないときには、
いったん全額をお支払いいただき、後日保険証をお持ちになったとき差額を返金することになります。
Bは処方せんの左上と右下にありますが、左上は第一公費、右下は第二公費と呼ばれるものです。
C患者さんの氏名・性別・生年月日(年齢)が書かれています
まれに、医療機関での渡し間違いや、字が違う、性別や生年月日が違うなどの記載ミスがある場合があります。
処方せんを受け取られたら必ずその場で確認しておいてください。
D受診した病院や医院などの住所・電話番号・名称と処方医の名前が書かれています
処方医の名前が印刷されているときは、処方医の印鑑かサインも必要となります。
E受診した医療機関のコード
都道府県番号(最初の2桁):全国地方公共団体コードの都道府県コードです。(因みに群馬県は10となります)
点数表番号(3桁目):医科は「1」・歯科は「2」が表示されます。
医療機関コード(下7桁):地区(2桁)+番号(4桁)+チェックデジット(1桁)で構成されています。
FG処方せんが発行された日(F)と有効期限(G)が書かれています
Gに日付が書かれていないこともありますが、その横に小さく「特に記載のある場合を除き、
交付日を含めて4日以内に保険薬局に提出すること」と書かれています。
つまり、特に記載がなければ受け取った日(発行日)を含めて4日後までが有効期限で、
それを過ぎると原則無効になってしまいます。

都合により期限が過ぎてしまうことがわかっている場合は、先生にお話して具体的に期限を記入し
ていただくといった方法もあります。

処方せんを受け取ってすぐには薬局へ行けない場合、とりあえずFAXで送っておくという方法も
あります。あらかじめ薬を用意しておいてもらえるので、薬局での待ち時間を短縮することにもなり
ます。ただし、この場合でも期限内に取りに行かないと無効になってしまいますのでご注意くださ
い。また、処方せんの原本も必要になりますので、必ずお持ちください。

※前橋市内の5病院(群大病院、中央病院、県立心臓血管センター、赤十字病院、済生会病院)
には、FAXコーナーが設置されていますので、ぜひご利用ください。
H「レ」や「×」がついていてもJの欄に保険医の署名または記名・押印がなければ、
ジェネリックに変えられる可能性もあります
先生が「処方した薬」を「ジェネリック」に変えて欲しくない時は、この「変更不可欄」に「レ」や「×」をつけます。
ただし、変更不可を表明するには、Jの保険医署名欄にも署名が必要です。
つまり、HとJはセットでないと「変更不可」を表わすことはできないようになっています。
I処方の内容(薬の名前、用法・用量、日数、服用のな方法など)が書かれています
たとえば・・・
・内服薬の場合
○△×□*錠(a)[100mg](b)3錠(c)
1日3回毎食後(d)10日分(e)
×△*○@細粒小児用(a)[100mg/g](b)1.2g(c)
1日1回寝る前(d)7日分(e)
  1. お薬の名前です。名前の中に「散、細粒、顆粒、ドライシロップ(DS)」が入っていれば粉、「シロップ」が
    入っていれば液体、「錠(T)、カプセル(C・CP)」が入っていればその名のとおりです。
    手書きの処方せんの場合、区別して書かれていない場合もあります。
  2. 錠剤やカプセルなら1個あたりに含まれる薬の成分の量、粉や液体なら1gあるいは1mLあたりに
    含まれる薬の成分の量を表します
  3. 1日にのむ量を表しています。多くの場合、単位が錠(T)、カプセル(C・CP)、g、mLで書かれていれば 実際の数量ですが、mgで書かれている場合は薬の成分の量を表しています。
    たとえば、200mgと書かれていて50mg含有の錠剤を使う場合4錠になります。
  4. 1日何回、いつ服用するかが書かれています。処方せんでは(c)の1日量を何回に分けて
    服用するかという書き方をします。
  5. 実際に服用する日数が書かれています。○日分(日、TD、T)と書かれることが多いです。
    1日おきに服用する場合は半分の日数、たとえば2週間かけて服用するなら7日、
    また週1回の服用なら2週間分で2日分と書かれます。
・外用薬(軟膏)場合
@○△*□軟膏・・%(a)[10g/本](b)2本(c)
塗布 1日2〜3回 痛いところ(d)
  1. お薬の名前です
  2. チューブに入った軟膏なら1本に何g入っているかが書かれています。
  3. 通常渡される全数量が書かれています(「20g」のように量で書かれていることもあります)
    ただし、内服薬のように1日量を何日分といった書き方をされる場合もあります。
    薬局によって規格の違うものを扱っている場合、違う数で渡されることがあります
    (たとえば、この例で5g入りのチューブなら4本で)また、チューブ品をおいていない場合、
    軟膏つぼに測って渡されることもあります。これらの場合には薬剤師から説明があります。
  4. 使い方(1日何回、いつ、どこに・・・など)が書かれています。

Jこの欄に処方医の署名または記名・押印がなく、なおかつ変更不可の欄に
「レ」または「×」がない場合、先生の確認なしに患者さんと薬剤師の話し合いで
ジェネリック医薬品(後発医薬品)に変更することができます
全ての先発医薬品に後発医薬品があるわけではありません。
また、1つの先発医薬品に対し複数の後発医薬品が発売されていて、価格がそれぞれ違う場合もあります。
各薬局によって後発品の備蓄はまちまちですので、患者さんが希望されてもすぐご用意できないこともあります。
もちろん少しお時間をいただけるならば、取り寄せるなど、速やかに対応いたします。

先発医薬品と後発医薬品の価格がそれほど違わない場合、患者さんが期待されたほど安くならないことも
あります。
先生が「後発品にしてもいいよ」とおっしゃられても、この欄に署名があったり、変更不可の欄に「レ」や「×」が
ついていると、残念ながら後発品に代えることはできません。
K@〜G以外で特に必要となる情報が書かれています
たとえば、禁煙治療を保険で受ける場合、「ニコチン依存症管理料の算定に伴う処方」といった記載が
必要になります。

また、「6歳」、「高一」といった記載がある場合がありますが、これは保険の区分を示すもので、
実際の年齢などを表しているものではありません。
特に何もなければ空欄になっています。
L各薬局で記入する欄ですので、お持ちいただいたときには空欄になっています